森ビヨ見てきた 眠れる森のビヨ・感想

 

森ビヨ見てきました。

自分用の感想書き留め。

ネタバレもありますよん。

 

gekijyo.net

 

 

 


森ビヨってさあ

最初に思ったことは、眠れる森のビヨwwwwwってなってたタイトル発表の時の気持ちどうしてくれんの!?ってことでした。

鬱展開が嫌とかでは全然なくて、むしろ好きだから何やら鬱展開らしいという空気をTLから察した時は楽しみにすらなったんだけどさあ。

タイトルが森ビヨってだけでなんか舐められる気がしません??

(うちら舐められるのマージで無理なんすけどbyノゾミ的な・・・)うろ覚えです

すごくなさそうじゃん、普通に。LILIUMと眠れる森のビヨ、どっちがすごそう?って話よ。そこはちょっと残念。ビヨ可愛いから別にいいけどね(どっちや)

 

 

ここからがっつりネタバレ。

 ストーリーをざっくり

終わった直後の感覚

ああこれ、LILIUMっぽい雰囲気になってくぞ・・・っていうのは中盤から感じてて、終わっても自分の中にもそういう感覚はあったんだけど、これがLILIUMと同じとされるのはなんか嫌というか(明らかに森ビヨが部が悪いじゃんというか)無理してでも別物として捉えたほうが世のためオタクのためだなと思いました。

あとはやっぱ、ビヨちゃんみんな演技上手で歌も上手だなってこと。ハロの他のGと比べても、なんなら世にある同規模の非アイドル舞台と比べても相当レベル高いよなと思います。演技のムラとか、誰々が頑張ってる!とかそういうメタ視点を気にしないで楽しめる心地よさ。ステキ。寸劇グループを貫いているだけありますね。クソ事務所はもっと広い会場を考えてみてはいかが?

 

流れに沿って思ったことなど

鬱話だっていう噂と平井美葉優勝話だっていうことはなんとなく知っている状態でみました。見る前に、もっとがっつりネタバレ読むか悩んだんだけど、こういうのは第一印象も大事よなと思ってそれ以上は情報入れないようにしてました。

 

最初の方で、ヒカルが学校行く途中にトラックに跳ねられそうになったところで、ひまりが声をかけてくるシーン。小声そうに寒いところでヒカルがやばい!ってなってる横でヒマリが寝ていて起きないってなるシーンの暗転する時の音。随所で車がやたらリアルに、実感のある音で表現されているから、きっとなんか関係あるんだろうなあ、と序盤から思ってはいました。

 

劇部のみんなが紹介されおわって、大会用の脚本をヒカルが苦心しながら書いているところにヒマリが声をかけるシーン。そのあたりでヒマリは劇部じゃないんだなってことが気になり始めて、だんだん、ああこれヒマリと劇部が絡まないのなんか意味あるぞってなっていく感じ。この辺りで幽霊ネタとかにしないよね?(それはあまりにもつまらないぞ)って心配になってきてました。

 

練習を進めていく中で、みんなから置いていかれるツムギ。悪気なく全員の前で1人で歌わせようとするイケメン先輩の地獄っぷりは本当に笑った。キツすぎるやろ。ネネちゃんのスパルタっぷりもなかなかでよかったです。

ツムギあんなに踊れてなかったのに「楽しくやればいいんだよ!」からの次の曲では前ここさんがキレキレに踊ってたのも笑っちゃった。ツムギくん、上手になったもんだ。

 

で、劇中劇の「眠れる森の美女」。ディズニーの映画は見たことないので、眠り姫のお話自体曖昧だったんだけど、そういう話だったのかーと復習。とりあえずビヨ面みんな可愛かったです。りか様がいないのをもったいなく思ったり・・・。ぶりっ子西田、可愛いよ西田。

この劇中劇で、夢の方を選ぶという選択の方が幸せに思う人もいる!という話になったことで、あこれヒマリかヒカル、どっちかが眠り続けてる側の人なんだろうなとは思えてきた。ヒマリがそうなら成仏できない幽霊?で、ヒカルがそうならさっき避けてたトラックで本当は事故ってて事故らなかった世界線を見てるのかなあ、とか。

 

そしてこの後にヒマリが「私はあの結末は好きじゃない!〜逆だと考えたことはない?」で、ヒカルの方が眠り姫で確定だな、と。あとはこれどうすんだろうか・・・という気持ちで見てました。

 

んで、驚いたこと二つ。

1つはツムギ。ツムギが途中であんなふうに物語の立場として独立してきて、ヒマリの敵というか、対として置かれると思っていなかったから意外だった。目覚めたくないヒカルVS起きて欲しいヒマリの構図を想像していたから、ヒカルでない存在が夢を維持しようと動くのに混乱したし、今もわからないことは多々ある部分。

 

2つ目は演劇部のみんなが死んでしまっていたこと。ブロック大会の会場までバスで4時間、という話が出てきて、え??この流れバスが事故るじゃん。全員死んじゃわない????と不安になり始め、本当のことを思い出したヒカルが語る「バスが対向車とぶつかって山道に投げ出されて横転、みんなの変わり果てた姿」で絶望した。

LILIUMとかって(比べない方がいいとか言いながら考えてしまうんだけど)絶望とはいうものの世界観自体がファンタジーだからそこまでグロさを感じずに済むんだけど、劇部のみんながいるのは現実というか実社会を投影した世界なわけで。バスが横転してみんなの変わり果てた姿が見える、その中心で「みんな死んでないよね!?」って叫ぶヒカルくんが、ある程度リアルな状況として想像できてしまってグロかったんだよね。

そりゃ夢に引きこもりたくもなるなあと思いました。

 

疑問ご意見などなど

 

・やっぱり謎だったのはツムギの存在。

ツムギだけ現実にいなかったんじゃないかみたいな考察もTwitterでは見たけど、そういうの言い出すと全部が全部、現実と違って良いことになってもはや観客である私たちは知り得ないので、そういうふうには考えてません。

あとはヒマリ。私は途中まで、「ヒマリちゃんの念が強すぎて夢に干渉できるようになっちゃったのかな?ぷぷ」と思っていたんだけど、終わってみてあの世界を文字通り”ヒカルが見ている夢”とするなら、夢の中のヒマリを動かしているのもヒカルくんってことになっちゃうんだよね。

それどころか、ヒマリの手を取るか、劇部のみんなの手を取るか、の時にノゾミたちがいう私たちのことはどうでもいいの?(うろ覚え。ニュアンス違うかも知らん)っていう部分も、ヒカルが自分で思ってることになっちゃう。

 

なっちゃう、というかそういうふうに捉えることがあっていいと思うし、それが自然にも思うんだけど。

それだとあまりにもヒカルくん個人の中の話になっちゃうというか、自分の中の夢でしかないのにこんな動きがあることを不自然に感じてしまって、うーんというところ。

ノゾミたちが夢の中にいたいと思う理由が薄くなるからなのかな。ノゾミや夢子たちがヒカルくんの意識と別の原理で動いているなら、大会前にセットを壊されたことを乗り越えるという儀式までして結びつきを強める意味もわかるし、ヒカルくんに夢の中にいようよ!っていう理由もありそうなもんだけど、これがヒカルくんの自意識でしかないとしたら結びつきを強めた理由もわからんし、(死んでしまったもしくは死んでしまいそうな)私たちのことはどうでもいいの?というノゾミたちの表現の意味もほぼなくなるよね。

すごく平たくすると、ヒカルくんが自分で望んでみんなと過ごす日々をやってたけど、そろそろ現実見ないとねって思い立った話になってしまって、やっぱりどこまでも自己完結というか自分でそんな1から10まで難しくした意味は何?と思ってしまう。し、昏睡状態?という外からの刺激が期待できない状況で自分だけの意識がそんなに上向くきっかけってなくないか?とその点も不自然に感じちゃう。

 

じゃあ他の案はなんですかって言われたら、昏睡状態で生死の境を彷徨ってるヒカルくんは魂と関われるような状態(夢)になっていて、死んでしまった劇部のみんなの魂とブロック大会前までの日々を楽しくやっているんだけど、ヒマリの念と、自分が生きているという事実によって、きちんと生きなきゃと思う意識が強くなって夢をみること(魂世界にいること)を辞めた話なのかな、と。劇部のみんなの魂はもちろん未練があるから魂世界にヒカルくんを留めようとする理由もできるし、ヒマリとツムギが敵対する理由もつくかなあと。

でも魂世界って・・・と別に気に入っている解釈でもない

 

・ヒマリが見える見えないはどういう違いなのか問題。正直わからん。

 

・これは超重要なことなんですが!

イケメン先輩とネネちゃんは付き合ってるんですか?

バスのシーン、ゆはしおのオタクとしてはそっちも見ていたいはずなのに、あまりにもイケメン先輩とネネちゃんがいちゃついてるから気になりすぎて目が離れませんでした。しかもあの部長の態度から察するに劇部公認の仲なのか??そうなのか?!

 

印象に残ったシーン(順不同)

・大会に使う題材を決めているシーン

自分も創作ダンス部だったので、こういう話したな〜と思い出しました。先生がやってほしいことでも、勝てるようなものでもなくて、私たちがやりたいものをしたい!ってあの頃思っていたなあと懐かしくなりました。

 

・ひまり、もうひかると口きかない!

可愛すぎた。でもTwitterで見たけど小6の言動にしては幼すぎますよね。劇中では小学生とだけ言われるから、なんとなく小1とかを想像してしまっていたけど・・・。ヒマリちゃん、あざとい子だったのかな?

 

・セット壊したの、ツムギでしょ?のシーン

みんなが一斉に固まってツムギヒカルの方を向くところ。ざわっと感がすごくてめちゃ良い演出でした。でも、ヒカルくんがそれに気づくの唐突すぎて、そこはあんまり。

 

・劇中劇序盤。

ストーリーテラーな西田に、美鈴は元気かなあと思ってしまいました。

 

・先生のモノマネした後のヒカルくん「似てた?」

めっちゃよかった。なんかすごく萌えた。

 

キャストごとに感想

ツムギ 前田こころ

歌良かったなあ。不思議なポジションをうまくやっていたなあという印象。顔がいい。

みんなと一緒に歌って音痴の演技、って結構難しいだろうにすごいなあ。

 

 

ユッコ 岡村美波

みいみの役そんな名前だったんだね、ていうかヒカルくんからの紹介あった?

みいみも声が映えるなあ。東京でみんなでタピるのが夢〜、めっちゃ可愛かったです。

一番好きだったのはオーロラ姫のお母さん役の歌。

 

ショーコ 清野桃々姫

体大変な中、ニコニコで歌って踊っている桃々姫が見れて本当によかった。色々客には見せられない辛さがあったと思うけど、そういうの全然出してこないプロさが大好きです。

オレンジ似合うなあと思ったよ。

 

ネネ 小林萌花

で、ねえネネちゃんはイケメン先輩と付き合ってるの??そうなの?ねえ

夢子との仲良し絡みも可愛かったです。

今回もほのぴはピアノしていたけど、いつかピアノに囚われない役も見てみたいなあと思ったり。推せる特技は押した方がいいけどね。

 

浜田先輩 一岡伶奈

男役、本当に上手でした!こんなにそつなくこなせると思っていなかったのでびっくり。

歌もとてもよかった。

とりあえずたくさん女の子に話しかけてて笑いました。

 

山上 江口紗耶

誰この歌上手いの、って思ったらだいたいさやりんなんだよねえ。

最初男なのか女なのかわかんなかったんだけど、部長は男って認識でいいんだよね?

バスで1人席だったの可哀想で笑った。

 

タマエ 高瀬くるみ

なんかすごい動いてた(小並感)

ママじゃない役もすごくよかったです。(笑)

小さい声のセリフでも、きちんと聞き取らせてくれるので、発生がすごくいいんだろうなと思います。

 

カナエ 里吉うたの

パーカー、ピアスのうーたんかわいい。かわいいです。

ヒカルくんに名前紹介されるシーン可愛すぎた。

 

ノゾミ 山﨑夢羽

ナチュラルな口の悪さすごかった。ヤンキーってわけじゃない、普通にいる口悪い子なんだよね。

ウェーブ髪も似合っててよきでした。

 

夢子 西田汐里

西田かわいいよ西田。

オーロラ姫があまりにもよかったので、劇中劇と言わず普通にやって欲しい。

声の良さはもちろん歌も安定でした。

 

ヒマリ 島倉りか

顔がいいな、まず。

りか様の声は叫んでもヒステリーになりすぎないので、変に物語を狂わせすぎないというかやたらに盛り上がってるやつ、な状態にならないので強いです。

幼い演技もすごく可愛かった。かわいい。

 

ヒカル 平井美葉

出世がすごいなあ。ガチで平井美葉優勝な舞台だった。

女オタホイホイでしたね。

歌がすごくよかったのと、滑舌もかなり良くなったように感じました。

ヒカルくん、全編を通してなんか芝居がかってるというか、かっこつけというか、で、実生活にまでミュージカルが侵食する系の男の子なのかなあと思ってました(笑)

あと、車椅子での演技もすごい。動けないのにちゃんと表現があってすごかったです。服装なのか演出なのか演技なのか、目覚めて車椅子で出てきてからのヒカルくんはちょっと大人になって見えるからすごい。

 

 

 

 

 

もっとどうでもいいこと

 

・もしかして眠れる森のビヨって、眠れる森の美葉(ビヨ)だったのかなあ

 

・相変わらず序列のはっきりしてる事務所ですね。でも最近りか様の事務所ない序列急上昇してる気がする。

 

・若者言葉がふんだんに使われてるのが新鮮だった。そして、普段ハロメンが今っぽい言葉使ってるの聞いてないんだなあと改めて思った。ちゃんと教育されてるんですね。

 

・後半の構成があっち行ったりこっち来たりで見づらかった。あえてなのかもだけど、ひまりもうひかると口聞かない!を2回やる必然性がわからなかったし、真実をヒマリに話してもらうくだりも前半でやったのと全く同じ会話からのヒマリのところに戻ってくるって必然性がなくない?冗長に感じるだけで意味なく感じた

 

・今回の曲はどう考えても弱くない?LILIUMはもちろん、あらびよに比べてもだいぶ落ちるなあって感じなのが残念すぎた。

 

 

 

 

 

 

 

BEYOOOOONDSみんな最高でした。よきよき。

 

黑世界 観劇感想

黑世界観劇してきた

レポなんてほどちゃんとしているわけでもなく、ただの感想です。

まだまだ公演は続くので一応ネタバレ配慮のために、ネタバレありの感想は下に分けて書きます。

 

9月22日の日和の章を配信で、9月26日の雨下の章をサンシャイン劇場で見てきました。日和はまだ劇場で見れていない(今後行く予定あり)ので、厳密にはどちらも観劇できたとは言えないのかもしれませんが、自分の中で感想を書ききってから、人の感想を読もうと決めたので、内容について出そろった今書いてしまおうと思います。

 

trump2020.westage.jp

 

 

 

 

ネタバレなしの感想

というかただの備忘録。

サンシャインで演劇を見るのも、マリーゴールド以来だったのでなんだか懐かしかったです。マリーゴールドの時の、当日券すら完売してギュウギュウだったサンシャイン劇場を見ているから、満員でもこの人数なのか・・・と思わずにはいられなかったけど、生で演技を見れる世の中に戻ってきたことに、まずは感謝ですね。

 

あとすごくどうでもいいけど、自分の目が思ったより悪くなってて、男性陣の区別が微妙につかないまま見ていました。コンタクト変えに行かなきゃな。

 

雨下のみ劇場で見た贔屓目もあるかもしれませんが、純粋に芝居と歌のうまさで言えば雨下に軍配が上がるかなあというかんじ。

脚本の緻密さでいうと、日和の方が上かなと思います。

とはいうものの、どちらもバランスの整った並び・分量の短編集で、そんなにブツ切れな印象もなく、楽しく見れました。

 

日和の章

末満脚本の3つはつながりのある話なわけですが、TRUMPシリーズのいつも通りの仄暗さ、過酷であるが故の綺麗さがあってよかったし、それ以外の3つの本もどれもよくできたお話だなあ、と思いました。綺麗な脚本ですね。

日和の章って題名だけあって、確かに明るくて暖かくて。最後なんてあんな風にしめられるなんて思ってなかった。いい話。

 

後、双子のお二人の顔がとても良かったです。かわいい。

 

雨下の章

凄みのある舞台でした。圧がすごい。この表現はちょっと違うかもだけど、こっちの方がリリーが主役感がある、というか、よりリリーが中心にいる感じがしました。

 

この後ネタバレあり感想↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

(ネタバレとしていますが、一回しか見てない上に他の人の感想を読んでもいないので、内容や語句を間違って捉えている箇所もあるかと思います。)

(内容を見ている前提で好き勝手に書いたので、この感想だけ見ても話の筋はわからないやつです。)

雨下の章

めっっっっっっちゃリリウムに重ねてくるじゃん・・・と冒頭から頭抱えてしまいました。日和より時系列的にリリウムに近いこともあるのか、その記憶がより鮮明で、強いのかなあとも思ったり。

 

シュカの髪が強すぎて、あれ以外の役できないよなあと思いました。(笑)

 

1、イデアの闖入者

  • チェリー(仮)の「いわゆるあんたの・・・ってやつね」ってなんだったんだろう。どういう意味があるんだろうか。
  • 結構突然「お前チェリーな!」くらいの勢いで名前が決まったので笑えました。

 

  • イデア・・・リリーの理想としては、ああして繭期を超えて家に帰ってクランでの様子をパパやママに報告することだったのかなあ。リリーは私がクランを壊したっていうけど、リリーがクランを壊さなくたって、クランに800年もいたのだからその間に両親は亡くなっているわけで、その理想がかなうことはなかったんだよなあっていう・・・だいたいファルスのせいです。

 

  • これはオタクの戯言ですが、ああしてチェリーがクランの仲間のことを、過去のこととして話して聞かせるのを見ると、鞘師の今の状況と重なってしまって感慨深かったです。あの頃の思い出を語ってる様を見せられている気持ちになる、というか。特別好きなメンバーではなかったけれど、それでもそれを意識せずにはいられませんでした。

 

  • シュカさん、我守護キャンセルしてたけど、実際にあの人がしたこととしては「我は守護者なり」でも間違いじゃないですよね。見ているだけ、と言いつつ、見ているだけになる前もそのあとのピンチでもリリーを守ってくれているし。いや、彼がもし「我は守護者なり」を完全に自認してしまっていればもうそれは守護失敗フラグでしかないので否定してくれていいんだけども(笑)

 

2、ついでいくもの、こえていくこと

 

  • 雨がめちゃくちゃ迷惑かけてくる話。そして普通にいい話。

 

  • 尺の都合もあるだろうけど、弟子と親方二人そのもの関係性の描写があまりない、というか弟子への踏み込みがあっさり目なのが少しもったいないような感じはしました。

 

  • 怪我した親方のところにリリーが行った時「そこにいるのは誰だい?」「私です」「おお、姉ちゃんか」っていう会話があったから、この世界でリリーは敢えて名乗らないことにしてるのかなあと思ったけど、他の章見てたらそういうわけでもなかった。

 

  • 親方がいう”永遠”は、技術の継承って事だからつまり、理論的にはダミアンコピーと同じタイプの永遠ですね(白目)

 

3、求めろ捧げろ待っていろ

 

  • いや、とにかくヤベーーー話
  • ヤバイ、ヤバすぎる

 

  • この話のハンター過激ファンの女の人(役名が思い出せない)の台詞の声の調子が、なんだか聞き取りづらくなる方向についてて、うーんと思いました。

 

  • 何を差し引いてもヤバイ話

 

  • 過激ファンなのに「もっと守って私」じゃなくて、「もっと守って私”たち”」なのが、分を弁えたオタクって感じでいいなと思いました(笑)

 

  • リリーって繭期の具合が良くないとこんなに大変そうなんですね。普通にいろいろ不便そう。リリーの繭期が良くなくても、チェリーは特に変わらないのはもう完全に分離した人格だからって事だろうか

 

4、少女を写す鏡

 

  • ここで、ああキャストに大久保さんいたなあって思い出しました(笑)

 

  • 綺麗で構成が凝った話。

 

  • なんでリリーはシュカに外に出してもらわなかったのか。本当に同情なんて陳腐な言葉で表現できるような理由からだったんだろうか。

 

  • 「どこからどう見ても○歳よ」が、日和とは全く違った意味で効いてくるのが刺さる。

 

  • アイダの繭期は身体の年齢ではなくて、実年齢に合わせて来たって事なのかな。アイダの様子を見るに精神年齢も5倍というわけではなさそうだったし、繭期は精神的な面からくるものなのかな。なにせトランプとのつながりだし。

 

 

5、馬車の日

 

  • ホラーで怖かったです。普通に怖くて、これがもうちょっと長かったら本当に無理になった気がするくらいには怖かった。

 

  • いやヘーゼルがイニシアチブとってんだから、こんな謎ループ繰り返す必要なくない?いくらでもやりようあるじゃん。
  • とは思ってしまった。けど、我々はもうすでにイニシアチブを取られた実例もその利用方法もたくさん見てきてしまっているからそう思うのであって、そういうイニシアチブの利用法はこの世界における常識ではないんだろうなあと改めて確認させられた感じがする。他人を噛むのは禁止されている世の中では、普通の人は、イニシアチブ取った後こういう風に使えるみたいな実体験持つ人も少ないだろうし、詳しい教育もされないだろうし。イニシアチブで感情や記憶を改変する、なんて思いつきもしなかった可能性はあるよね。知ってても変に常識人だったせいで、感情の改変はよくないと思っていた可能性もあるし。

まーーとはいうものの、繭期の子何人も拐って殺して、お母さんに自分が認識されなくて辛いのに、ループしても何も解決しないのに、それでもそのループを繰り返すというまでのことをするより先にイニシアチブを利用しない意味って何????という気持ちは消えない・・・

 

 

6、枯れゆくウル

 

  • シュカの長い独白の間、お人形のように固まったリリーが切なかった。

 

  • リリーはイデアの時にシュカに会うのが初めてのような反応をしていたけど、その時のことは忘れてしまっていた、というか記憶が固まったままだったのかなあ
  • 実験室にいる頃のリリーはクランの仲間を殺した罪を悔いたりすることもなかったんだろうか。

 

  • リリーはシュカのことを許すことにしたって言ってたけど、日和の時教会で許せる許せない論争してたことも思うと、本当はそもそもソフィ・アンダーソン以外に対してそんなに怒ったり憎んだりしてないんじゃないかと思いました。

 

  • TRUMP(広義)をちゃんと追えてるシュカさんすごくない?ヴラド機関がクラウスもソフィも見つけれてなくて、リリーも取り逃して追えなくなってる中で、100年間ずっと見れてるってある意味一番役目を果たせてるのではないでしょうか。
  • ウルへの適合ってことはシュカさんは不老だけど不死ではないはずだから、その点でもリリーを見てるってそこそこに大変なはずよね。

 

  • シュカとリリーの歌っていた曲がリリウムのあの曲の旋律に似ているように感じた箇所があったんですが、あえてなのかな

 

 

純潔のライネス、どうしてこんなにも刺さるんだろう。まだ言語化できないけど、どうしようもなく心が震えた。

 

 

 

 

日和の章

末満おじさんが、「日和で新良さん演じる役がなんでそんな名前なんだろうって思ってから、雨下を見てああそうだったのねってなるといいよ」みたいなことを言っていたので、雨下を見に行く前に日和を配信で見ました。

そんなことを言っていたから構えていたのだけど、新良さんの役名はなんでもないタイミングでさらっと出てきたのでなんだか面白かったです。

 

全体通して、朴さんの使い方がとても頭良かった。もちろん演技がお上手であることが大前提でそこに敬意は表したいのですが、もはや朴さんの技量を前提として作られたような内容ですごかったです。

 

1、家族ごっこ

  • 雨見てから気づいたけど、いろいろ対比なんですね。

実際にした家族ごっこと、リリーの中だけで(夢で)みた理想の家族と、

片親・もらい子・歪なママの一般的でない家族(そう呼ぶのは現代において正しくないかもしれませんが)と、父・母・娘の型通りの家族と

 

  • リリーにとって穏やかな時間を見れてよかったです。子どもにたいしてこんなに暖かく接することができる子なんだなあと微笑ましく思いました。

 

 

2、青いバラの教会

 

  • とてもいい話だった気がする(雑)

 

  • 朴さんの演技すごいなあ

 

  • いつか許されるために生きておいてってとんでもない呪いですよね。でもそれを受け入れるだけの罪の意識があるってことなんでしょう。

 

 

3、静かな村の賑やかなふたり

 

  • ああ岩井くんだ、ってすぐわかるようなお話でした(笑)
  • 特に彼女が待ち合わせに遅刻して走ってるあたりの独白はもろ岩井くんですごくよかったです(笑)

 

  • コメディなんだけど、その設定に説得力があるのが強いですよね。リリウムでチラっと人間が吸血種について間違った情報を持っているという話はあったけど、これまでのシリーズでは吸血種についてそれなりに正しい知識を持った人間ばかりだったので、その点に切り込んだ内容は逆に新鮮でした。

 

  • 彼女さん可愛い・・・ソーシャルディスタンスキッス・・・

 

 

4、血と記憶

 

  • 最初の方のチェリーの「あの嫌なバンパイアハンターさえいなければ再会が地に濡れることもなかったのに」(ざっくり)っていうセリフがやけに頭に残って、それが片隅にありながら聞いていたんですが、いうほどこの人のせいでもなくない?と思いました。
  • まあこの人の爆薬のせいで坑道壊れてノク死んじゃったしこいつのせいか(適当)

 

  • ラッカが人を殺したことも血に濡れたといえばそうなんだけど、ヴラド機関にいれば多かれ少なかれ、または直接的であれ間接的であれ、どこかしらで人を殺していそう(偏見)ではあるのでノーカンかなって・・・

 

  • 岩に押しつぶされたりリリーが地下水脈に入って・・・の件は文言から想像される内容だけでも気持ち悪かったのに、再生し始めたところの鞘師の動きが気持ち悪すぎた(褒めてる)。怖かったです。

 

 

5、二本の鎖

 

  • よくできたお話ですね、本当に。

 

  • もうどっちがどっちで誰がどう悪かったのかも分からなくなって、結局多分どっちも悪くない二人。繭期が明けてさえ仕舞えば、きっと穏やかな暮らしでしょうね。

 

 

6、百年の孤独

 

  • ラッカが自分で吸血種の中でも長生きって言ってたけど120歳くらいですよね?本当に長生きだなあ。

 

  • もう会わないって言ってたリリーがあっさり会って記憶返しちゃうんだって意外にも感じたけど、スノウが言ってたレクイエムを捧げることなのかなと思いました。

 

  • 何度でもいうけど朴さんの使い方すごいなあ

 

  • てかハッピーエンドじゃん・・・こんな穏やかで優しい終わりってある???「なんだかんだいい奴らだったわよね」じゃないよ・・・ハッピーエンドじゃん・・・

 

  • 少女純潔。「永遠の旅路をゆけ」という言葉はこうして旅するリリーを見てしまうと更に重くのしかかってきますね。

 

二本通して思ったこと

 

リリー、高潔で独善的で、変わっていなかった。

ソフィはファルスになるまでの間に自分を罪を悔いたのかなあって考えてみたけど、不老不死にされた直後のソフィはリリーほどの罪は持ってなかったか。

クランを終わらせてから、最初の300年くらいの間のリリーは変わっていなかったし狂ってしまいたくないと思っていたわけだけど、最初の300年くらいのソフィはまだ気高くいたんだろうか。早々に狂ってしまったんだろうか。

 

今までのシリーズでも察してはいたけど、人間と吸血種って結構近いところに住んでるんですね。それで不可侵ってそりゃ難しいものもあるでしょう。

 

お約束(我守護、星に手を伸ばすなど)は二作で分け合う形なんですね。

 

どちらも人が生きては死んでいく様子を繰り返し見せられるものだったけれど、これがTRUE OF VAMP(歌)でいう「愛する人たちの命の火がただ消えるのを待つばかり」ってことなんでしょうね。「それが不死なる運命」ってやはり辛いよね。

 

前からずっと気になっていたんだけど、リリーはソフィに会えたところで死ねるんだろうか。ファルスはTRUMPが望めば死ねることが確定している(血の戦争の時に起こっているのが確認済み)から、クラウスを探しているのはいいとしても、リリーってウル(薬)によってファルスと同化した存在で、しかもソフィよりもイニシアチブの序列が上にあるわけですよね?イニシアチブが効く状態ならまだソフィに死を望まれることに意味がありそうだけどそういうわけでもないし、たとえソフィが望んだところでソフィは死にたいと思ってる自分を殺せてないわけだから、その殺せてない存在と同化したリリーのことも死なせてあげられないと思うんだけど・・・ソフィを探してる理由って何か他に明言されていましたっけ。

 

そしてそれに関連することだけど、リリーはまだクラウスの存在には気づいていないのかな。ヴラドの実験室にいる頃に小耳に挟んだりしたかな?ソフィもTRUMPに不老不死を与えられただけのファルスだってことはもう知ったかな?

リリーは彼女の中での倫理観を強く持っているから、ソフィの生い立ちを知ったところで許してはくれないだろうけど、何か感情が変わる部分もあるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

最後に

黑世界、日和も雨下も大満足ではありました。

このご時世で、芝居が見れて歌が聞けることのありがたみも感じながら、配信と観劇を続けたいと思います。

 

オープニングもエンディングもいいなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

グランギニョルはいいぞ

 

繭期の到来

元々ハロプロのファンであったことから、Liliumを見たのがもう6年前(!!)。その後Dステ版TRUMP(T・R)を見て、マリーゴールドは観劇したものの、liliumへの直接的な関係が薄い(と聞いていた)作品は見ずに過ごしていたひと月前。Twitterで偶然、「はじめての繭期2020」と言う企画があることを目にして、「どこに行く用事もないし、TRUMPは好きだったしなあ」と何の気なしにグランギニョルを見たところ・・・

まんまと繭期になりました。

その後、グランギニョルの当時の感想を読みあさり、Twitterで検索をかけ、specterも視聴してゾワっとし、マリーゴールドも改めて見てめいめいの貫禄に感慨深くなったり。こんなことならもっと前からシリーズ全部見ておくんだった・・・と後悔しながらポチって手に入れた円盤を繰り返し見る日々が続いています。

cocoon2本はまだ未視聴ですが、日テレプラスでの放送があるとのことで楽しみにしています。

日テレプラスで「TRUMP」シリーズ5作放送、「はじめての繭期 2020」も - ステージナタリー

 

黑世界は会場に足を運ぶことは断念したものの、配信は見られる予定なので今からワクワク。

 

ところで、私自身他の人の感想を読みあさったり、人の考察を読んで唸ったりもしたので、自分の感想を残そうかなあと思い立ったところにブログの存在を思い出し、今こうしてブログに書いて残しておくことにしました。

このページの内容はひとまず重大なネタバレはないです。

 

 

 

グランギニョル感想

初めての繭期で衝撃を受けて以来、もう何度も何度も繰り返してみるほど、大好きな作品になりました。今では(視聴した)TRUMPシリーズの中で一番好きな作品です。

 

好きポイント①ダリとゲルハルト

何よりも惹かれたのはダリとゲルハルトの関係性。

TRUMPシリーズには深すぎる関係を持った二人組ってたくさん出てくるけれど、その中でもこんなに綺麗にいい関係を作れていたのってこの二人だけなんじゃないかなあと思う。「貴族の中の貴族同士でしか分かり合えない何か」を共有して、お互いを軽蔑しながらも尊敬し合う、得意なことも性格も全然違うけどお互いが気になって仕方なくて、互いを侮辱されるのは許せない。こんなにもポジティブなままの関係性って素敵すぎない?(そんな二人を巻き込んだ残酷劇からは目を背けながら)

二人がどれくらいの頻度で会ってたのか、何歳からの付き合いなのか、友達だった時期はあるのか、詳しいことは何もわからなくても今(グランギニョル時)の二人の関係は最高で最高ってことがありありとわかる。最高。(語彙力の欠如)

ものすごく平たくすると、確かな「友情」が二人にはある。それが前面に出ているのにでも何でだか素直に表せない二人の関係がすごく好きだなあと思うのです。

 
好きポイント② ゲルハルト

ダリを抜きにしてもゲルハルトが好きすぎる。

コルセット風の腰が締まった衣装に白レースの手袋、クルクル巻き毛の金髪に意外にも高い身長。何といってもぱっちりお目目に通った鼻。とにかく美しい。きれいすぎる。

そして気取ってちょっと上がり気味の肩、腕組み、一部が細く三つ編みされた髪、一人称「僕」、高すぎるプライドとダリへの憧れ。ひたすらに可愛い。かわいすぎるぞゲルハルト。

こんな男がいていいのか??

ダリちゃんって自分で運命を切り開く能力もどうにかする運もある、俗に言う主人公力がある人だなあと思うけど、多分ゲルハルトはそういう存在ではなかった。だからこそダリに憧れたし、自分の家の血に固執した。

三浦涼介さんという俳優さんを初めて認識したけど、本当にこの方にしかできない役だなと思います。見た目の美しさも去ることながら、演技もお上手ですね・・すごい・・・。

気高さとプライドに隠れた自信のなさ。そのバランスの取れない健気な不器用さ加減がひたすらにかわいい。

 
好きポイント③ 主演ダリ・デリコ

グランギニョルについて末満さんもTRUMPシリーズに初めて触れる人のことも意識した(ざっくり)みたいなことおっしゃっていたけど、筋の分かりやすさも自分には良かったのかなと思っている。

とても魅力的なキャラクターがたくさんいるんだけど、あくまでダリの物語だってことがしっかりしていて、その大きな筋があるからこそ、各キャラクターについて興味を持つことができたなと思う。ウルの誕生という必然的な要素を含んでいるのに、あくまでダリの話なのが一つの作品として綺麗だし、スッキリ終われる気持ちよさがある作品だなと思います。

 

 

言葉にしようとすると自分の内心より淡白なフレーズに纏まってしまったことを少しもどかしく思いつつ、、とりあえずここまでで残しておこうと思います。

 

 

 

心配

推しさんのインフル、ひたすら心配。

このギリギリの時になるのも、いろんな意味で推しちゃんらしいなと思いつつ、責任感じて泣いてるんじゃないかとか、ご飯だのなんだのどうするんだろうとか、、、諸々心配。

ただの風邪ならこんなに心配しないのに、と一瞬思ったけど、普通の風邪なら事後報告はあっても最中には言われないもんなあ。こういうファンがいるから言いたくないんだろうけど。でも体調悪くて取り直しとかあったらしいですし言わないだけで本当はもっと細かい色々あるんだろうな。

 

何もできないのでひたすら心配します。

初投稿

初投稿です。

 

今更ブログか〜とずっと思っていましたが、案外悪くないなと思うきっかけがあったので始めることにしてみました。

ツイッターはなんだかよくわからない人間関係を作るところになってしまったので、もう少し、言いたいことや本当のこと、忘れてしまいそうなことをかけたらと思っています。

 

なにかいいことありますように。